てっきんの具。

「てっきん」と呼ばれて40年のおっさんが書くブログ

【受付終了?】任意団体で口座を開く方法(ジャパンネット銀行編)

[2020.2.4追記]
「通りすがり」さんからコメントで情報をいただきました。2019年9月3日ジャパンネット銀行受け付け分をもって、任意団体など法務局に登記していない団体などの口座開設ができなくなったとのことです。

法務局への登記を行っていない団体、組合等からの口座開設受付の終了について|ジャパンネット銀行

以下、記録として残しておきますが、現在はジャパンネット銀行で任意団体などが口座開設することはできないのでご注意ください。

WordBench福井などのコミュニティ(任意団体)の運営に関わっているということで、これまでいくつかの銀行口座をゆうちょ銀行(郵便局)で開設してきました。そのノウハウは、「任意団体名で口座を開設する(ゆうちょ銀行編)」という記事でまとめてまして、おかげさまで多くの方にご覧いただいてます。

で、このたび、別の任意団体の銀行口座をジャパンネット銀行で開設できたので、ゆうちょ銀行編の続編ということでスクリーンショットを交えながら紹介したいとおもいます。ただ、口座開設の確実性を保証するものではないので、そのあたりお含み置きいただければ幸いです。

任意団体の場合は「法人向け口座」で申し込む

ジャパンネット銀行には、

  • 個人向け
  • 法人・営業性個人(個人事業者)向け「ビジネスアカウント」

という2種類の普通預金口座があります。振込手数料は双方とも同じ料金体系ですが、こまかく見ていくとサービス内容にはいろいろと違いがあるようです。

まあ、そのあたりの違いはたいした問題ではないので本題に進みますね。

さて、任意団体名で口座を開きたいときは、後者の「ビジネスアカウント」で申し込みをします。

ビジネスアカウントのトップページ左側にある「ビジネスアカウントの口座開設」ボタンをクリックして次のページに進みます。

「法人・営業性個人のお客さまの普通預金口座開設」という、口座開設の条件などこまごました案内が書かれたページに進みます。

内容をひととおり読んで問題ないことを確認したら、ページ下部にある[法人のお客さまのお申し込みはこちら]ボタンをクリックします。別ウインドウで「口座開設(ビジネスアカウント・法人)」と書かれたページが開きます。

本人確認資料として

  • 商業登記簿謄本または履歴事項全部証明書(発行後3ヶ月以内の原本)
  • 法人の印鑑証明書(発行後3ヶ月以内の原本)
  • 取引ご担当者様の本人確認書類

が書かれていますが、任意団体の場合はばっさりと無視してください 🙂

活動実体を示すウェブサイトが必須

任意団体の口座開設に必要な本人確認資料は次のとおりとなります。

  • 活動の実体・実績を示したウェブサイト
    「お取引に関する事項」の項にURL入力欄(必須)があります
  • 活動の実体・実績を示した書類(直近の総会資料など)
    今回申し込みした団体にはそうした書類がなく、その旨をカスタマーセンターに確認したところ「必須ではない」との回答でした
  • 団体の規約
    テンプレートファイルをダウンロードできるのでよろしければご活用ください

     

  • 取引担当者の本人確認書類
    今回申し込みした団体の規約では、代表が私、取引担当者(会計担当者)がAさんとなっているので、Aさんの本人確認書類を準備しました

以上の準備ができたら、フォームに必要事項を入力していきます。

いくつか戸惑いそうな点を以下にまとめました。

登記に関する事項

  • 法人格……「社名の前」にチェックし、プルダウンで「その他」を選ぶ
  • 所在地……団体の活動拠点(事務局)の所在地を入力
  • 設立年月日……本人確認書類(団体の規約)と同一の年月日を入力
  • 資本金……任意団体なので「0」と入力

お取引に関する事項

  • 所在地……団体の活動拠点(事務局)の所在地を入力
  • 業務内容……本人確認書類(団体の規約)に準じて入力
  • 口座開設の目的……公序良俗に反しない内容を入力(今回は「講座参加費の受け取りや経費の支払いに使用」と記入しました)

取引ご担当者様の情報

  • 法人とのご関係……今回は「会計担当」と記入しました

PDFの申込書を印刷して本人確認資料と一緒に郵送

必要事項の入力がひととおり終わったら[確認]ボタンで確認ページに進みます。

内容に問題なければ[口座開設申込書類印刷画面へ進む]をクリックしてさらに進みます。

「口座開設 印刷/申し込み受付完了(ビジネスアカウント・法人)」と書かれたページに移動し、申込書類をPDFファイルでダウンロードするボタンが現れます。

PDFファイルをダウンロードしたら『Adobe Reader』などから印刷し、実印と取引印の二つを忘れずに捺印します。「実印」とあるものの、法人ではないし実印の捺しようがないので、代表者の認印を捺したところ問題なく受け取ってもらえました。

書類一式が用意できたら

〒352-8761 新座郵便局私書箱第61号
ジャパンネット銀行 プロセッシングセンター

に送付して、ジャネットさん↓からの連絡を待つ、という流れになります。

詳しくは「ビジネスアカウント」のページでどうぞ。
ビジネスでのご利用|ジャパンネット銀行

余談

実は、送った申込書の記載内容に不備があり(お取引に関する事項の「所在地」欄に、代表の自宅住所を書いてしまった)、本人確認書類もろとも書留でいったん返送されてきました。個人情報に関する書類なので書留で送ってもらってそれはありがたい話なのですが、同様の不備はしょっちゅう起きているだろうし、書留の経費だけでもバカにならんだろうなあと想像した次第であります。

で、そういうやりとりがあったので、キャッシュカードが送られてくるまで、申込書の郵送から1ヵ月くらいかかってしまいました。ジャパンネット銀行での口座開設を考えている団体の方は、十分に余裕を持って申し込みされるとよいでしょう。

ビジネスでのご利用|ジャパンネット銀行

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