先日からときどき書いていたWordPressの案件(自作プラグインを作った、というアレ)。
ひとまず完成したものの、定期的にバックアップをとる必要があり、その下準備としてバイナリファイルをASCIIテキストにエンコードするツール『uuenview』をインストールすることにした。
- 対象となるディレクトリを tar cvzf で圧縮
- uuenview を使い、Gmailアカウント(新規取得)に添付ファイル付きメールとして送信
以上の手順をcronで自動化することを到達点とする。なぜこういうことが必要かというと、WPのプラグイン『WordPress Database Backup』ではデータベース(テキストファイル)のバックアップしかできず、アップロードした画像ファイルなどがスルーされてしまうからだ。
以下、例によって「ご利用は計画的に」の手順だが、どなたかの参考になれば(ちなみに今日現在、「さくらのレンタルサーバ」「uuenview」でAND検索したら5件しかヒットしなかった)。
- さくらのサーバにSSH接続し、/home/USERNAME ディレクトリにログイン。
- /home/USERNAME ディレクトリ直下(www や log 、db などと同じ階層)に usr と src の二つのディレクトリを作成。わたしの場合、今後使うかもしれないので tmp も作った。
- uuenviewは『UUDeview』というツールに同梱されている。『UUDeview』の公式サイトからソース(今日現在『UUDeview 0.5pl20 for Unix』が最新版)を src ディレクトリにダウンロードし展開。
- ./configure –disable-tcl –enable-sendmail=sendmail –prefix=/home/USERNAME/usr でconfigure→make→make install。
- 適宜 /home/USERNAME/usr/bin にパスを通して使いやすく加工。わたしの場合、これを機にシェルをbashに変更し(デフォルトはcsh) .bash_profile に PATH を追加した。
このブログが収容されているサーバ(スタンダードプラン)で動作確認できたので、いずれ客先のアカウントにもインストールしたい。
UUDeview Home Page
http://fpx.de/fp/Software/UUDeview/
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