[2011.5.11追記]
ワイルドカードが使えるようになってました! 詳しくは別エントリーで。
以下、初出時のテキストです。
ども。鉄王です。
先日、ある原稿の参考資料集めのため『Google ドキュメント』のフォーム機能を初めて使ってみました。スプレッドシート(表計算)と連動しているアレ、です。
フォーム機能自体はなかなか優秀で、リアルタイムでスプレッドシートに投稿結果が蓄積されているのをウオッチしているだけでも楽しかったのですが、ちょっとやっかいなことがその後に起こりました。
COUNTIF関数の挙動がExcelと違うんですよ。
アンケートでは、こんな感じの選択肢を設けました(あくまでも、例ですよ)。複数選択できるよう、チェックボックスを使っています。
あなたの好きな〈きれいなおねえさん〉は誰ですか?
□松下奈緒さん
□関めぐみさん
□原史奈さん
□相沢紗世さん
□野波麻帆さん
一つの設問で複数回答できるようになっているので、スプレッドシートには、一つのセル(=フィールド)に複数の値が入ることになります。
松下奈緒さん,原史奈さん,相沢紗世さん
みたいな感じですね。
で、スプレッドシートにこんなレコードが溜まったとします。
A1:松下奈緒さん,関めぐみさん
B1:松下奈緒さん,原史奈さん,野波麻帆さん
C1:関めぐみさん,原史奈さん,相沢紗世さん
この中から「原史奈さん」の出現回数をカウントする場合、Excel的なセオリーでいくと
COUNTIF(A1:C1, "*原史奈さん*")
とワイルドカードを使って処理しますよね。「原史奈さん」を部分一致で取り出すために。
ですが、『Google ドキュメント』のスプレッドシートだと、これがさっぱり。ワイルドカードが使えないんです。OpenOffice.orgのCalcよろしく
COUNTIF(A1:C1, ".*原史奈さん.*")
と正規表現にしてもまったくダメダメ。日本語はもとより英語のドキュメントも漁って調べたところ、どうも、『Google ドキュメント』のCOUNTIF関数では比較演算子しか使えないようなのです。
そんなわけで結局 .ods 形式でエクスポートして、OpenOffice.orgのCalc上で集計したのでした。
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