WordPress 4.2が出てからというもの、過去に例を見ないような頻度でセキュリティアップデートが続いてますよね。
- WordPress › WordPress 4.2 “Powell”(2015年4月23日)
- WordPress 4.2.1 Security Release(2015年4月27日)
- WordPress 4.2.2 Security and Maintenance Release(2015年5月7日)
コアファイルについてはバージョン 3.7から自動バックグラウンド更新機能が導入されているものの、プラグインやテーマについては対象外。ここ最近のアップデート祭りにほとほと疲れて、複数のリモートサーバをまたいでこれらのファイルを更新してくれるRubyスクリプトを作ってみました。
スクリプトはGitHubで公開しています。
ドキュメントを英語にしたので、ちょっと解説。
主な機能
複数のサイトについて、下記の処理を自動実行します。
- データベースのエクスポート
- WordPressコアファイルのアップデート
- プラグイン(公式プラグインディレクトリからインストールしたもの)をすべてアップデート
- テーマ(公式テーマディレクトリからインストールしたもの)をすべてアップデート
- アップデート後のサイトの死活チェック
すべてのサイトについて処理が終わると、処理結果がメールで飛んできます。
動作要件
- ローカル側
- Rubyが動作する環境
- Net::SSH パッケージ(gem install net-ssh でインストール)
- Mail パッケージ(gem install mail でインストール)
- リモート側
- SSH接続可能で(公開鍵認証もOK)、WP-CLIが動作する環境
が満たされればスクリプトが使えるはずです。私の場合、ローカル側はWindows上に構築した仮想環境(Vagrant)にしています。
リモートサーバへのWP-CLI導入については、下記の記事もご参照いただければ。
レンタルサーバに『WP-CLI』をサクっと入れるシェルスクリプト作ってみたよ
いつもどおりの「ご利用は計画的に」ですが、よろしければぜひ。
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