先日購入したXperia activeで、通算4台目の「エクスペリ家(や)」となった我が家。そろそろ最初に買ったdocomo SO-01Bにも改めて陽の目を……ということで、かねて気になっていた安SIMを導入してみることにしました。メイン機の座をXperia arc(SO-01C)に譲って以来Wi-Fi運用していたSO-01Bでしたが、安SIMを入れれば外で使える場面も増えるだろうとの考えからです。
安SIMの代名詞(?)といえば発表当時たいそう話題になったのが、b-mobileの『イオン専用月額サービス』(通称:イオンSIM)ですね。わたしも当初はこれの導入を考えていました。ところが、周辺情報を調べてみるとさらに安価な安SIMがあるではないですか。DTIの提供する『ServersMan SIM 3G 100』というものが。
『ServersMan SIM 3G 100』の魅力はなんといっても490円/月という料金設定。そして100kbpsながらSkypeやIP電話も使えるらしい(イオンSIMは公式サイトでNGと表記)。通信速度の縛りはありますが、月490円~でデータ通信+音声通話の環境が整うなら自分としては納得です。
[2013.9.30追記]
『ServersMan SIM 3G 100』の解約方法についても記事をアップしました。
サクサクっとオンラインサインアップしてから5日後、SIMが到着。
■お届け予定日
現在、在庫準備中のため、お届けまでお時間をいただいております。
本お申し込み分のお届け予定日は、【 2012年11月3日 】前後
と書かれていた日よりも早く届きました。経費節減なのか、メール便で送られてきたのには面食らいましたが。
同時進行でIP電話も契約。これまた、当初の予定から方針変更。はじめは『050 plus』(NTTコミュニケーションズ)を考えてましたが、「基本料金なし」「30秒刻みの課金体系」にひかれて『Fusion IP-Phone SMART』(フュージョンコミュニケーションズ)を契約することに。『050 plus』と違い、SIPアプリを選べるというのもポイント高いです。わたしはSIPアプリとして『Chiffon』を選択しました。フュージョンの推奨アプリでもありましたので。
で、届いたSIMをSO-01Bに挿入。
SIMに同封されてた設定情報に従ってAPNを設定して……
認識されました。
Yahoo!にもつながりました。
肝心の『Fusion IP-Phone SMART』の使用感は、外部のケータイ(docomo)→SO-01C(docomo)→《転送でんわ》→SO-01B(DTI+Fusion)というルートでテストしてみました。予想どおり(?)「クリアな音質」とはいえず、ぶちぶちとノイズが入りながらの通話でしたが、かといって会話の内容がまったく理解できないほどのぶつ切れ感でもなく、非常用と考えるならまあ許せる範囲という印象でした。
……と書くと『Fusion IP-Phone SMART』ってイマイチ?と感じられる方もいるかもしれませんが、マクドナルドなどの公衆Wi-Fi環境で使う分にはほぼ無問題でしたし、自分としては必要に応じてメイン機とサブ機を切り替えながら、ケータイ料金の低減をすすめていきたいと思ってます。
[2012.11.6追記]
SIPアプリは『Chiffon』よりも『Zoiper IAX and SIP Softphone』の方がトータル面(消費電力や通話品質、機能性など)で勝っているとの評価もあり、一度試してみようとおもっています。どうやら、SIPアプリによってもIP電話の使用感が変わるみたいです。
[2012.11.7追記]
時間帯によって回線(DTI)の混み具合が違うので一概にはいえませんが、通話品質については『Zoiper』の方がよさそうです。遅延はあるものの『Chiffon』ほどのブツ切れ感はなく、比較的クリアに相手の声が聞き取れました。消費電力の面だけとらえると『Chiffon』なのですが。
[2012.11.11追記]
予想していたことではありますが、『Chiffon』にしても『Zoiper』にしても、常時待ち受けにしておくとやはりモリモリとバッテリーをくっちゃいますね。「SIPフォンアプリはどれがいい?: ジャンキーな生活 >オレ。」の記事を拝見すると『Chiffon』で1%『Zoiper』で2%とのことですが、当方の環境では『Zoiper』で1時間に10%ほど消費していました。
(そもそも、前提となるバッテリー容量が機種によって違うため、%表示というのは実測してみないと分からないわけで)
[2013.9.30追記]
『ServersMan SIM 3G 100』の解約方法についても記事をアップしました。