2年ほど前にベース用のコンプレッサーを買ってから、かねて作りたいと思っていたパワーサプライをようやく仕上げました。ずっと006P電池でやってきてたんですが、新しいバンドに誘われたのを機に2時間ほどかけて一気に作ってしまいました。なんとも久しぶりの電子工作。まともに半田ごて握ったのって、十数年前にHP200LXに倍速化キットを組み込んで以来じゃなかろうか。
作ったのは、自作パワーサプライといえばこれ!というくらい有名な『ひよこのパワーサプライ』。回路図をもとに自分でパーツを調達してもよかったんですが、『ひよこのパワーサプライ』を設計したK&Rさんからキットを購入しました。送料・振込(ゆうちょ銀行)手数料込みで2000円。自分でパーツを調達するより割高ではありますが、原価とか諸費用、梱包の手間とか考えたらそんなに利幅なさそうなんですよねえ。余談ですが。
さて、到着した封筒をあけるとプチプチにくるまれたキット一式が出てきます。
プチプチの中には基盤と、パーツが入った袋が二つ。
丁寧な説明書もついてます。組み立てに詰まったらメールでのサポートもしてくれるとのこと。
回路図に沿って基盤にパーツを挿していきます。
後で一気に半田付けするので、抜けないように脚をハの字にしておきます。
三端子レギュレータは放熱板にねじ留めしてから一緒に基盤に挿します。
半田付け前半戦。
続いて、DC端子のジャック(入力×1・出力×4)を基盤に挿していきます。
同様に半田付け。
付属のスペーサー(脚)をつけて本体部分完成です。
さしあたり、100円ショップで買ってきた密閉容器に導電スポンジ詰めてケース代わりに。気が向いたらアルミケース加工編に続く。
ちなみにキット自体は2000円だったんですが、あると思ってたニッパーやラジオペンチをそろえたり、電源供給用に12V 500mAのアダプター(当地にて1380円)を買ったりしたのでトータルでそれなりの金額になってしまったというのはここだけの話 😉
明日のスタ練にてデビューさせます。楽しみー。
K&R エフェクタのトータルショップ
http://kandr.biz/
[2011.10.12追記]
スタジオにて実際に運用してみました。接続したのはAshdownのコンプレッサー『Bass Dual Band Compression』と、KORGのチューナー『DT-10』。裸で使ったのでノイズの乗りが心配でしたが、聴感ではほぼノイズゼロ。早々にケースに入れたいなあと思いつつも、ひとまずこのまま運用することにします。ライヴのときまでにはなんとかしたいものですが。
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