以前、「Wine+WinampでShoutcastを聴いてると半日くらいで音が止まるという現象」というエントリーで言及していた症状について。その後、音声再生アプリを『foobar2000』に差し替えても一向に変わりなかったんだけど、『Wine設定(Configure Wine)』の設定を変えたら、今のところ好調に動いているのでメモ。
再生環境は以下のとおり。
- PC……DELL Inspiron 5150
- OS……ubuntu 8.04
- Wine……1.1.11
- foobar2000……0.9.6
『Wine設定』の「オーディオ」タブでの設定はこれまで
- オーディオドライバ……ALSA Driver
- Direct Sound……完全
- ドライバエミュレーション……なし
だったのだが、しばらくすると音が出なくなる(止まる)という症状を回避するには
- Direct Sound……エミュレーション
- ドライバエミュレーション……なし
にするとよいとの解説を見つけ、そのとおりにやってみた。
これまで、再生開始から6時間ほどで音が止まる(『foobar2000』のレベルメーターは振れているので、ストリーミング自体は受信しているのだが)という現象だったのが、現在24時間を過ぎても再生を続けているという安定した姿を見せている。ここまでくればほぼ間違いないだろう。
もっとも「Direct Sound……エミュレーション」にして再生したところ、最初はブツブツと音が途切れ途切れでうまくいかなかった。が、何度か設定→再生を繰り返しているうち、なぜかブツブツが解消されたという次第。再現性がない解決法で恐縮ではあるが、何かのご参考になれば。>困っている方
ちなみに参考になったのは↓のエントリー。
Wine上のRPGツクール2000作品の動作についてのその後(2008/7/13現在) – 試験運用中なLinux備忘録
http://d.hatena.ne.jp/kakurasan/20080713/p1
[2009.2.22追記]
実はこのエントリーを書いて1ヵ月ほど経ち、上記のような設定でも音が止まってしまうという現象に陥ってしまっていた。思い当たる点としては alsamixer でオーディオデバイスの出力レベルを調整し alsactl store で保存したことくらいなのだが……
ともあれ、またも以前のような状況に戻ってしまったので『Wine設定』の「オーディオ」タブにて、オーディオドライバを「OSS Driver」に変更。変更後、改めて『foobar 2000』での再生を試みているところで、現在48時間以上の連続再生ができている。
なかなかうまくいかないものだな。
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